テナント探しをするにあたり何を目安に探したらよいか。このあたりのポイントにお役に立てるよう何を重視して探しているかを書いていきます。
ポイントは以下のとおりです。
大きく分けると4項目に分けられます。
この中でもいくつか小項目に分け、優位性を検証することでどれくらいの売り上げが見込める場所なのか判断することをシュミレーションといっています。
ランドリーの売上に大切なもの-認知度(通行量)-
認知度(通行量要件)とは
次の項目である認知度とはどのようなものでしょうか。
認知度の要因には通行量要件、近隣店舗要件、店舗状況要件、駐車場状況要件、買い物経路要件と間口要件があります。
認知度についてはたくさんの要件がありますね。
今回は通行量要件についてです。
どの程度の通行量がよいか
認知度のための通行量というと多ければ多いほど良いと思いますよね。
認知度だけならばそれは正解かもしれません。
しかしランドリーは売り上げを高めて経費を削減することが何より大事です。
そういう面でいうと通行量が多ければよいとは一概には言えません。
評価点の軸で並べると以下の通りです。(2時間当たりの通行量)
常に渋滞<100台以下<~500台、~4000台<~1000台、~3000台<~2000台
常に渋滞している道路
常に渋滞しているということは、その道にある店舗に行くために長時間移動に時間がかかってしまいます。
車に乗っていると渋滞はイライラしてしまいますよね。
生活に必要な洗濯をあえてイライラする可能性のある店には行かないのは当然の選択です。
利用するお客様が気持ちよく来店できるお店作りを突き詰めていくとこういった道路に接するテナントは良くないことがわかりますね。
通行量が~500台、~4000台の道路
これ以降はマイナスではありませんが点数が低い道路から説明していきます。
そして今回は数字の差で評価点が変わるだけで視点は変わりませんので、こちらで残りの説明といたします。
2時間で500台くらいしか通らないのは、あまりよくないだろうというのは何となくわかりますよね。
その通行量の道路と同じ評価になってしまうのが3,000~4,000台(それ以上は渋滞の道路と想定)です。
何となく意外な気がしますね。
通行量が多いと出入りしにくくなってしまうので多からず少なからずがベストな通行量といえます。
全体として注意すべきポイント
このポイントは評価全体の一部でしかありません。
通行量は利用率に影響してきます。
郊外型は車での来店がしやすいようにできているのが何よりです。
そのためには利用者であるお客様がストレスないよう出入りしやすさにこだわり、通行量に気を配ることも大切です。
出店の最低合格点を60点とすると5点分に相当するぐらい認知度のうち通行量要件はぼちぼち大切なのです。
渋滞が続くような通行量の多すぎる道路は避けましょう。
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