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不動産投資の融資-ノンバンク編①-

不動産投資
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不動産投資の融資の選択肢は

一般的に不動産投資の融資を受ける金融機関といえば、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、ノンバンクなどがあります。
その他、政府系として政策金融公庫や商工中金などもありますね。

取り組みの難易度は並び順に低くなっていきます。
投資をスタートする段階で都市銀行へ行っても恐らく相手にしてもらえないことが多いかと思います。
(資産を持っていたり優遇される職業の方などは例外で、ここではサラリーマンが不動産投資を始める段階をイメージして書いています。)

第1弾はノンバンクの中でも

ノンバンクとは、預金業務を行わず、銀行からの融資などによって調達した資金で与信業務を行う機関。銀行は免許制であるのに対し、ノンバンクは貸金業規制法に基づく登録制で開業できる。消費者金融、クレジット会社、信販会社などがこれにあたる。(コトバンク)

不動産で有名なノンバンクといえば三井住友トラスト・ローン&ファイナンス

やはりこちらが一番有名ですね。
アパートローンや不動産担保ローン、はたまた民泊用のローンがある幅広い金融機関です。

その特徴は幅広さ

三井住友トラスト・ローン&ファイナンスの特徴といえば、

  • 耐用年数を超えても融資してくれる
  • 新設法人でも対応
  • 不動産の担保評価を重視
  • 審査が早い
  • 基本は金利3.9%、累計5000万以上の借り入れで2.9%
ネックは共担

これも有名なところで基本的に共同担保(共担)を求められます。
スタート時点ではネックになってしまいますね。
持ち家の方は自宅を担保にすることで解消できますが、家を担保に提供するのは何となく抵抗ある方も多いのではないでしょうか。

共担がない場合、不足の評価分を自己資金で補てんすることで融資してもらえることもあります。
他には繰上返済の際に違約金(繰上返済額の2%)がかかってしまうこともあります。

三井住友トラストL&Fの使われ方

共担が必要となることから、担保提供に向いた別の不動産をあらかじめ買っておきます。
(担保提供に向いた不動産とは売値より固定資産税評価額が高いものを言います。)
そしてその物件を共担にしてトラストに備える方法です。
よくあるのは、小さな戸建を現金で買って、その物件を共担に入れて大きなアパートを購入を購入するのです。
こういった評価額の方が大きい物件は田舎に多いです。

ここで注意は、単体でしっかりと賃貸業が成り立つのか、不動産取得税や固定資産税が高くなってしまうことが挙げられます。

しかし、そもそも評価額が高いと、それ自体の物件を購入する際の融資にも有利に働きますし、帳簿上も資産が多いとみなされることもあるので良い点が多いです。

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