テナント探しをするにあたり何を目安に探したらよいか。このあたりのポイントにお役に立てるよう何を重視して探しているかを書いていきます。
ポイントは以下のとおりです。
大きく分けると4項目に分けられます。
この中でもいくつか小項目に分け、優位性を検証することでどれくらいの売り上げが見込める場所なのか判断することをシュミレーションといっています。
ランドリーの売上に大切なもの-利便性(道路状況)-
利便性(道路状況)とは
次の項目である利便性とはどのようなものでしょうか。
利便性の要因には駐車場要件と道路状況要件があります。
今回は道路状況についてです。
どういう道路がよいか
道路といっても色々ありますよね。
郊外型では車の通行を主眼に置いて判断していきます。
ランドリーの道路状況としてどういう判断かというと下記のようになります。
一方通行<商店街<交通量の多い国道<分離帯のない国道<生活道路
一方通行の道路
ランドリーの観点では一方通行の道路はマイナス評価となる道路です。
一般の道路と比べ通行量が下がりますし、道も細く人のとおりも多くありません。
商店街の道路
これ以降はマイナスではありませんが点数が低い道路から説明していきます。
商店街の道路は人の通りがメインで車の通行の面ではよくありません。
たいていの商店街は車で通り抜けるようになっていないですから郊外型の店舗からすると評価点が上がりにくい傾向にあります。
交通量の多い国道
交通量の多い国道は、一見良いように思えますがこういった道路ではスピードが出ていることが多く、事前に場所を把握できていて間口が相当広くなと店舗に入るのにストレスを感じることがあります。
またこういった国道は車線が多く分離帯があるものもあり、更に入りにくさにつながってしまいます。
分離帯があると反対側からは入れませんし、入りたい場合は迂回してこなければならないので面倒をかけてしまいますね。
分離帯のない国道
分離帯のない国道だと反対車線から入ることができるのでそこまで悪くありません。
しかし車線が多い道路だと反対車線から入りにくくなってしまうのでベストとはいいがたい道路です。
交通量が多くどちらからでも出入りしやすい道路であれば視認性もありランドリーにとって良い道路状況といえます。
生活道路
たとえ大きな通りでなくても、その通りを抜けないと駅や主要道路に行けないような生活道路はランドリーにとってベストな道路です。
生活道路は交通量も多く認知性が高く、信号も多いので出入りが楽です。
通勤、買い物、病院、役所などそこを通らなければならないような道路はとても良いですね。
全体として注意すべきポイント
このポイントは評価全体の一部でしかありません。
道路状況は利用率に影響してきます。
駐車場と同様運転していて目につきやすいか入りやすいかなどを検証しましょう。
道路付けは使う人の目線に立ってみていくとよい場所が見つかるかと思います。
出店の最低合格点を60点とすると5点分に相当するぐらい利便性のうち道路状況はぼちぼち大切なのです。
中央分離帯があるところは避けましょう。
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