副業に向いているコインビジネス⑤
冷凍ラーメンの自販機販売
ど冷えもんという冷凍食品を販売できる自動販売機が世の中に出てくると、ラーメン屋さんが自店のラーメンを時間外に販売できるよう設置するようになりました。
その後、各ラーメン屋さんを取りまとめ複数店舗の冷凍ラーメンを販売できるベンダーさんが登場しました。
今回はそのお話です。
始め方
執筆段階でざっと探すと何社かフランチャイズ募集をしていました。
ウルトララーメンさん、ラーメンストック24さん、ヌードルツアーズさんなどは検索の上位にあるので有名ですね。
私の自宅の側にはピンクのウルトララーメンさんのじはんきがあります。
あの色は目立ちますね。
始めたい方はこれらの会社さんへ問い合わせてみましょう。
多くの場合、自販機はオーナーが購入するのが主流のようです。
ど冷えもんは10種10個までしか補充できないので、自販機とは別に冷凍ストッカーを購入する必要があります。
運営方法
契約する会社によっていくつかあります。
自分で自販機を購入し、管理や発注も自分でやる(小売店型)
空きスペースを用意して自ら運営します。
製造メーカーさんを卸元として自分で仕入れ販売をするスタイルです。
この辺りは冷凍餃子と同じ感じですね。
オーナーさんのかかわりの度合いが一番大きいスタイルになります。
この方法のメリットは製造メーカーさんから離れたエリアでも開業できるという点です。
というよりもエリアが離れている場合、この方法ならいいですよと言われてしまった経緯がありました。
利益率が一番大きくなりますが売れなくても自己責任な方法でもあります。
代わりにこの事業へのかかわりが一番大きく手間がかかるのが難点です。
賞味期限が長いとはいえ在庫リスクを抱えるのもオーナーさんになります。
運営委託型(場所貸しオーナー)
オーナーは空きスペースを用意し、電気代を負担するくらいで特にやることはありません。
機械は購入しなければならないことが多いです。
この運営スタイルでは補充、集金、商品の入れ替えなどは全て業者さんがやってくれます。
オーナーさんが得られる利益は場所代だけになるので少なくなるのは餃子と同じですね。
この方法では業者さんの配送ルートが大きく影響し、エリア内でないと契約に応じてくれません。
自分のお店が募集エリアに入っているのか重要になってきます。
収益(売上)
餃子と同様、運営方法により大きく変動します。
売上(場所貸し)
場所貸しの場合、固定賃料と売上連動のパターンがあるようです。
売上(小売り)
運営は自分で行うので、売れる売れないも自分の責任です。
場所により大きく売り上げることもあれば、全く売れないこともあります。
概ね卸値は販売希望価格の6割~7割あたりになるようで販売金額×30%くらいが利益の目安となりそうです。
また売値はオーナーが決めれることが多くある程度の目安の範囲で裁量を持てる契約もあります。
費用
どの販売スタイルにおいても商品を冷凍し維持することに変わりありません。
飲料の自販機より電気代がかかるのは否めないところです。
飲料自販機は3,000円前後と言われていますが、冷凍系は5,000円前後と説明されました。
ある程度売り上げが立つのであれば誤差の範囲かなと思います。
ラーメンの場合、メーカーにより差異がありますが、一食1,000円を基準にして6割から7割で設定しているところが多い印象です。
実際どれくらい儲かる?
私のところではまだ運営していません。
が、補助金を申請していて、これが通れば始める予定です。
申請した補助金については後日記載しようかと考えてます。
ベンダーさんに現地確認をしてもらったところ、1日10食くらいは見込めるのではという事でした。
そこから計算すると売上30万円、利益9万円くらいといったところです。
さいごに
冷凍ラーメンは餃子と違い各店の独自色が強くて希少性が高いように感じています。
今のところ手間のかかる方法で売上も確実性がないので一度試してみねばと考えています。
自販機は室内、室外どちらにも置けて、重いものの移動できなくはないので当たるところに置きなおすこともできることを考えると、大きく失敗はしないかなと考えています。
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