先日お話ししましたがコインランドリーの売り上げを伸ばす施策とともに必要なのがコスト削減です。
ランドリーを運営していてやってきた経費削減策をご紹介します。
手の入れやすいのは電気代
ランドリーの費用のうち大部分を占めるのは水道光熱費。
しかし水道は公共のため価格を下げる余地がありません。
ガスはLPであれば色々と単価交渉ができる余地がありますが都市ガスだとアウトです。
そこで今回ご紹介するのは電気代の削減策です。
確認すべきポイントは3つ
細かく見ていけばたくさんありますが手っ取り早く見直し効果が出るのをご紹介します。
チェックポイントは3つです。
照明をLED化
一番思いつきやすいのがこちらだと思います。
電球のものをLED化するだけでも照明部分の電気代を何割か削減できます。
明かりはたいてい24時間つけっぱなしなうえ、暗めな店舗は倦厭されやすいので照明器具を多めに設置されている店舗が多いかと思います。
そのため、電球を変えるだけでも効果があります。
エアコンの馬力が少し多めのものにする
ランドリーを始めた当初エアコンは家電屋さんで住宅用のものをつけていました。
しかも値段を抑えるためにぎりぎりの畳数にしていたため、エアコンに負荷がかかり電気代がかさんでいました。
しかもこうするとエアコンはフルパワーで稼働するため壊れやすいです。
エアコンは容量に余裕を持たせると電気代が削減できるばかりや機械を長持ちさせることができます。
可能であれば業務量の畳数表記ではなく馬力表記のもののほうが常時点けっぱなしの空調設備のランニングコストを下げることができます。
ただし新しい機種は省エネ性能が高いのも多く、買い替えのコストを安くなるランニングコストで回収することもできるので無理に長く使うよりも買い替えてしまったほうがお得な場合もあります。
電気会社を変える
最近電力自由化になり、従来の電気会社(関東であれば東電)から電気を買う必要が無くなりました。
特に最近は自由化の競争が激しく、価格が安くなっています。
毎月の仕様明細があれば電気代を削減できるか各社のHPでシュミレーション出来ますので是非お試しください。
電気会社を変えることが3つの施策の中で一番削減効果が大きいです。
私の場合、毎月10%ほど電気代が安くなりました。
まずは試してみよう
照明をLED化するのは最も手軽ですし、自宅でもその効果を実感したことがある方も多いのではないでしょうか。
まずは一つでも実行してみるのが大切かと思います。
何より売り上げを伸ばすのは大変なことで不確実性が高いのですが経費を削減するのは確実に利益が増えます。
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